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そろそろみなさん確定申告書を提出している頃でしょうか。
今年は2月16日から3月16日までなので、もうすでに提出したという人も多いと思います。
ぼくもこれから出すところです。
税務署まで行って直接提出するのが一番いいのでしょうが、この時期は混んでいるだろうと思うのでいつも郵送で提出しています。
この場合、期限内に提出しないと無申告加算税や延滞税を取られたり、青色申告特別控除が65万円から10万円に減らされたりということも考えられます。
なので、確実に期限内に提出するいうことも考えなければなりません。
去年はネットを色々と調べた結果、多くの人がオススメしていた定形外郵便に簡易書留を付ける方法で送付したのですが、これについて改めて考えてみました。
まず前提として、折り曲げられないA4用紙なので、角形2号の封筒で出します。
青色申告決算書や各種控除証明書などを含むとそこそこ重くなるので、定形外100g以内で140円になると思います。
これにオプションを付けるか付けないか、付けるなら何を付けるかを考えてみました。
1.何もつけない
かつてはこれで出していて特に問題もなかったのですが、受理の連絡が何もないのでちゃんと届いているのかどうか不安です。
税金が引き落とされるか還付金が振り込まれるかして、そこで初めてちゃんと届いていたというのが分かる感じです。
2.特定記録
料金はプラス160円です。
これだと、税務署に届いたというところまでは追跡できます。
ただ届け先は郵便受けなので、その先どうなるかは分かりません。
3.簡易書留
料金はプラス310円です。
これは相手に手渡しなので、確実に届けたというのが分かります。
万一の場合の補償もついていますが、A4何枚かの補償額がいくらになるのか分かりません。
恐らく10円とかそこらだと思うので、補償についてはほぼ意味がないと思います。
4.一般書留
料金はプラス430円です。
簡易書留の補償額が大きくなったバージョンなのであまり意味はないと思っていたのですが、これにすると配達証明のオプションを付けることができます。
万が一、こちらは期限内に送った、税務署は受け取っていないという言い合いから裁判ということになれば、これが強力な証拠になるのではないかと思います。
ちなみに、青色申告特別控除が65万円から10万円に減額されるということは課税所得が55万円増えることになり、所得税の最低税率5%(復興特別所得税除く)+住民税10%の合計15%と考えると、税額が82,500円増えることになります。
そして住民税をベースに国民健康保険料が決まったりというのもあるので、負担はさらに増えます。
なので、もし揉めた場合に裁判をするのは理にかなっていると思います。
ということで、一般書留を選ぶなら配達証明のオプションもセットということになります。
(a)差出時に配達証明のオプションを付ける
料金はプラス310円です。
(b)差出後、必要があれば配達証明をしてもらう
発送後1年以内であれば、いつでも配達証明をしてもらうことができます。
この場合の料金は430円です。
選択肢としてはこのぐらいでしょう。
あとは費用対効果を考えてどれを選ぶかです。
ぼくの場合、今回は損失になってしまったので65万円の控除は最初からありません。
損失ということで無申告加算税と延滞税もゼロになると思うので、ぶっちゃけオプションなしでもいいところだと思います。
ただ今年遅れて提出したとなると、来年以降また事故があった場合に故意に遅らせたと思われてしまうかもしれないので、やっぱりちゃんと届いたというのは確認したいところです。
あとは税務署員の良心を信じて、特定記録か簡易書留で届けましたよというのを示せば、万が一紛失等あったとしても非を認めてもらえるんじゃないかと思います。
手渡しまでしたというのを示すことができるので、今年もやっぱり簡易書留で送付しようと思います。
課税所得が大きくなってきたら一般書留も考えようと思います。
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