筆記試験直前ですが、こんな記事を書いてみます。

昨日まで、複線図を書かずに技能試験問題の施工をする方法について考えてきました。
昨日までの記事は以下の通りです。
複線図の時間短縮について考えてみました
複線図の更なる時間短縮について考えてみました 前編
複線図の更なる時間短縮について考えてみました 後編

以上の知識を使ってもらうと、複線図を書かずに筆記試験の複線図問題が解けるということに気づきました。
以前2ちゃんねるの第二種電気工事士スレで、複線図を書かずに最少電線本数やスリーブ数の問題が解けるようになったという人がちらほらといて、どんだけだよ(笑)と思っていました。
でもやり方さえ分かってしまえば、そんなに難しくはなかったです。

ということで、まとめてみます。
長くなりそうだったら2回に分けます。



配線図のグループ化について

これについてはわざわざブログに書くことでもないかと思ってまとめていなかったのですが、後で必要になってくるので一応まとめておきます。

まずは簡単そうなところで、平成26年度下期の配線図問題を見てみます。
SN3V0955
┐悩脳電線本数、でリングスリーブの種類と最少個数、阿悩更形コネクタの種類と最少個数をそれぞれ求める問題です。
電源は、右上の丸印にbです。
P-1とP-2の制御盤は無視してください。

こういう問題で、bからの配線を全て複線図にする必要はあるか?ということです。
ここでの問題は、上記の3問ともbからの配線上の問題なので、全てを複線図にすることで問題ありません。
しかし、問われている箇所とは関係ないところまで配線が伸びているような問題もあります。
そういう時に、不要なところは省略していきましょうというのがここで考えることです。

この図を見てみると、2部屋に分かれています。
と言っても判断基準はそこではなくて、スイッチと対応する器具がどの範囲に収まっているかというのを見ます。

例えば┐鮃佑┐觧、その左の部屋まで書く必要があるかというのを考えます。
左の部屋を見ると、アの三路スイッチが2つあって、アに対応する器具が3つあります。
アのスイッチに対応する器具が右の部屋にはないことが分かると思います。

つまり、左の部屋のスイッチと器具は左の部屋内で閉じています。
こういう場合、ここをグループ化してしまいます。
具体的には、右の部屋の一番左側のプルボックスよりも左側の配線については「他の負荷へ」と書きます。
どういう事かというと、「接地線と非接地線だけ渡すから、後はそっちでオン・オフとかいろいろやってね」という感じです。



同様にと阿鮃佑┐觧に、右の部屋の配線を書く必要はあるかについても考えてみます。
右の部屋には、イの三路スイッチ2個プラス四路スイッチ1個と、イに対応する器具が2つあります。
イのスイッチは左側の部屋には影響を及ぼさないので、ここもグループ化できます。
ただし右の部屋には電源があるのに注意します。
ということで、左の部屋の一番右側のプルボックスより右側は、「他の負荷へ」とは書かずに「電源」とみなします。



ここで一つヒントです。
「閉じたグループに外から渡している配線の電線本数は、接地線と非接地線の2本である」と言えます。
実はこの知識だけで最少電線本数が解けてしまう問題が過去に出題されています。



次に、平成25年度上期の配線図問題からです。
SN3V0956
い虜脳電線本数を求める問題です。
ということでい茲蟆実Δ稜枩を見てみます。
クのスイッチとトイレ(の照明?)、あとケのスイッチとパイロットランプと換気扇があります。
このクとケのスイッチは、その他の部分には影響を及ぼしません。
つまり、い茲蟆爾魯哀襦璽弉修任てしまいます。
よってい療点本数は接地線と非接地線の2本であると、複線図を書くまでもなく分かってしまいます。
ただ、ここまで簡単に分かってしまう問題はそうそう出ないと思ってもらった方がいいと思います。

この部分の問題は他に、でリングスリーブの種類と最少個数、で差込形コネクタの種類と最少個数を求める問題になっています。

この部分の配線を見てみると、まず浴室上側の丸印にbが電源で、そこから浴室周りの配線があって、うち1本が玄関ホールのアウトレットボックスまで伸びて、そこから和室の蛍光灯とスイッチ、トイレ、玄関の照明周りとそこから伸びる屋外灯、小型変圧器とチャイムにそれぞれ伸びるというように、結構ごちゃごちゃとしています。
ここでさっき説明したグループ化をすると、すっきりした図になります。

まず浴室周りを見ると、イウエのタンブラスイッチと器具あと蛍光灯とプルスイッチがあって、それは全て浴室で完結しているので、ここはグループ化できます。
玄関周りの照明も、カキのスイッチと照明、あと屋外灯と自動点滅器で他に影響を及ぼさないので、ここもグループ化できます。
小型変圧器とチャイムもグループ化できます、というかここは元々まとまっているのでいいのですが。
あとトイレ周りもさっき説明したようにグループ化できます。

よってはこの図で考えて、
SN3V0958

はこの図で考えます。
SN3V0960

もし紙に書く場合は、わざわざ図を2つに分けるなんて面倒な事はしないで、まとめて書いてください。
頭の中だけで考える場合に、このように分けて考えると考えやすいというだけです。



ということで次回に続きます。





参加中のランキングです。興味のあるカテゴリがあったらクリックをお願いします。
にほんブログ村 その他生活ブログ 家計管理・貯蓄へ にほんブログ村 花・園芸ブログ 屋上・ベランダ菜園へ にほんブログ村 資格ブログ 電気・通信系資格へ