つれづれにっき

ヴァイオリンや散歩の話など、不定期に更新します。演奏動画は、ニコニコ動画と、YouTubeにアップロードしています。

工具

ストリッパについているスケールで長さを正確に測る方法

以前の記事で紹介した電線器具セットに、セット以外で練習用に短いケーブルがいくつか入っていたので、最近はそれを使って少しずつ練習しています。
で、ストリッパを使ってシース(外装)や絶縁被覆を剥く練習をしていたのですが、長さがどうも上手く測れませんでした。

いろいろやっていくうちに、ようやくうまく測るコツが分かったので、それを紹介します。
知っている人にとっては今更な知識になると思います。



まずストリッパをよく見てみましょう。
P4101086
支点(ネジ)より手前側でケーブルのシースを剥いて、奥側で絶縁被覆を剥きます。

ストリッパを右手で持つとこのようになります。
P4101087
手前の部分は、上の刃が左側、下の刃が右側にきてシースを切断します。
それに対して奥の部分は、上の刃が右側、下の刃が左側にきて絶縁被覆を切断します。

ここがポイントです。



外装(シース)の剥き方

さて、ストリッパのスケールを見てみましょう。
P4101085
シースを剥くときは、写真の水平方向についている1cm刻みの目盛りを使います。
ちなみにこれは、ストリッパの先端を0としての目盛りになっています。



では、このスケールを使ってシースを5cm剥いてみます。

まず、このように5cmのところにケーブルを当てます。
そして左手の人差し指でケーブルの裏側を押さえて、その指をストリッパの先端に当てて目印とします。
P4101079

次に人差し指をそのまま動かさず、人差し指が下の刃に当たるまでケーブルを差し込みます。
P4101080
これで右手を握ってシースを剥きます。

そうすると、ほぼピッタリ5cm剥くことができます。
P4101081



絶縁被覆の剥き方

もう一度、ストリッパのスケールを見てみます。
P4101085
絶縁被覆を剥くときは、写真の垂直方向についている1mm刻みの目盛りを使います。
ストリッパの下端からちょっと上にずれたところから始まっているのがポイントです。
このずれが、下の刃の端から刃先までの分の長さになります。



ではこのスケールを使って、絶縁被覆を20mm剥いてみます。

まず、電線の先端を20mmのところに当てます。
そして左手の人差し指で電線の裏側を押さえて、それをストリッパの下端に当てて目印とします。
P4101082

次に人差し指をそのまま動かさず、人差し指が下の刃に当たるまで電線を差し込みます。
人差し指の端から刃先までちょっと幅があるのが分かると思います。
P4101083
これで右手を握って、絶縁被覆を剥きます。

そうすると、ほぼピッタリ20mm剥くことができます。
P4101084



ストリッパのスケールでうまく長さを測れないという場合は、参考にしてみてください。

ちなみぼくは左利きなのですが、上記のようにストリッパは右利き用にできているので、できるだけ右手で使うように練習しましょう。
どうしても左手で使いたい場合は、長さを測る時に目印にした人差し指を、ケーブルの裏から当てるのではなく表から当てるようにすればいいと思います。
ただ、試しにこれでやってみましたが、やりにくかったです。



※この記事ではケーブルのシースを剥いた中身を電線と書きましたが、呼び方が間違っているかもしれません。





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技能試験の工具をできるだけ安く一式揃えました

今日は平成23年度上期の過去問を解いてみました。
この問題は今回が初めてです。
時間は正確には計っていませんが、大体1時間15分ぐらいで全問終わりました。
そして正答率は86%でした。

ようやく、第二種電気工事士の筆記試験は大したことないと思えるようになってきました。
もちろんこの回はたまたま自分の分かっているところが出たというのもあると思うので、気を抜かず引き続き過去問を進めていきます。



さて、タイトルの通り技能試験の工具を一式揃えました。
こんな感じです。
SN3V0721
邪道なものも含まれていますが(笑)。
左上のバッグは、押入れに使われずに置いてあったものを引っ張り出してきました。



受験案内にある指定工具は以下の通りです。
・ペンチ
・ドライバ(プラス、マイナス)
・ナイフ
・スケール
・ウォーターポンププライヤ
・リングスリーブ用圧着工具

そして指定工具以外でこれにプラスして
・ストリッパ

があると良いと言われています。

それがなぜ上の写真のようになったのか、説明します。



ペンチ

ペンチの使用目的は、ケーブルを切断する、電線の輪作りぐらいだと思います。
これだけだったらストリッパで全てできてしまうので、特に必要ないと思った次第です。

ただ万が一を考えて、家にあったラジオペンチとニッパーを工具として加えました。
予備として持っておくだけで、使わない予定です。



ドライバ

これは使いやすそうなものをホームセンターで買いました。

プラスドライバはNo.2のもので、なおかつあまり長くないものを探しました。
長いのはどうもぼくには上手く使えないので。

ということで見つけたのがこれです。
SN3V0715
ANEXのクイック電工ドライバNo.2x75です。
No.2は軸の長さ100mmからのものが圧倒的に多い中、75mmというのはこれしかありませんでした。

Amazonにも同じものがありました。




マイナスドライバは、幅が5.5mのものです。
使い道は、埋込連用取付枠にスイッチやコンセントを取り付け取り外しすることと、器具に差し込んだ電線を引き抜く時に使うぐらいだと思います。
最初は家にあるものでいいかと考えていましたが、ちょうどいい大きさのものがなかったので、これも買いました。
SN3V0716
VESSELのNo.220 5.5x75です。
プラスと同じく、これも軸の長さ75mmです。

これもAmazonに同じものがありました。




ナイフ

これは、ケーブルや電線の被覆を剥くのに使うと思います。
これもストリッパで事足りると思ったので、特に用意しないことにしました。

あとゴムブッシングに穴を開ける時はドライバでぶち抜けばいいらしいので、そこでも特に必要ないと思います。

ですがこれも万が一を考えて、元々持っているカッターナイフを工具として加えました。

注意点ですが、受験案内には「カッターナイフの使用は自粛してください」とあります。
「禁止」ではなく「自粛」なので不正にはならないと解釈していますが、必要に迫られない限りは使用しないようにしようと思います。



スケール

これ。
SN3V0719
100円ショップで買ったメジャーを・・・

SN3V0720
50cmのところではさみで切断しました。
この技は、ここを参考にさせてもらいました。

巻き尺タイプのものだと、机の上に置いたらパタパタ倒れて使いにくいと思います。
測れる長さは50cm分もあれば十分だと思うので、ここで切ってしまえば格段に使いやすくなります。
100円で買ったものだったら躊躇なく切断できるので、おすすめです。

ちなみに片付けるときは、二つ折りにしてバッグの中に入れています。



ウォーターポンププライヤ

SN3V0717
これはウォーターポンププライヤではなく、コンビネーションプライヤPL-200Sです。

なぜこれにしたかと言うと、家にあったからです。
これでネジ無しボックスコネクタのロックナットを挟んでみましたが、上手く挟むことができるサイズでした。

同じ機能を果たせる工具があるのに、わざわざ別のものを買うこともないだろうということで、これを使うことにしました。

これから用意する方は、素直にウォーターポンププライヤを買うことをおすすめします。



リングスリーブ用圧着工具、ストリッパ

AK17MA2とVS-4Aを買いました。
こちらで詳しく説明しています。



というわけで、工具にかかった費用は以下の通りです。

ペンチ0円家にあるラジオペンチとニッパーで代用
プラスドライバ370円スーパービバホームで購入
マイナスドライバ453円スーパービバホームで購入
ナイフ0円カッターナイフで代用
スケール0円家にある100円ショップのスケール
ウォーターポンププライヤ0円家にあるコンビネーションプライヤで代用
リングスリーブ用圧着工具3,855円Amazonで購入
ストリッパ3,319円Amazonで購入
工具バッグ0円家の押入れにあった、本来は工具用ではない
合計7,997円

安くと言っても、これだけかかってしまいました。



今後練習していく中で、やっぱりちゃんとしたものがあった方がいいとなった場合は、買い足していこうと思います。





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AK17MA2とVS-4Aが届いたので商品紹介、他製品との比較などやってみます

SN3V0688
こんな感じのブリスターパックで届きました。

というわけで商品紹介でもやってみようと思います。
とは言っても、 まだ実際に使ってなくこれらの工具に詳しいわけでもないので、難しいことは言えません。
それはAmazonやらどこぞのレビューを見てもらうことにして、ここでは主に写真で紹介しようと思います。



ミニ圧着工具AK17MA2

まずは圧着工具から。

全体。
SN3V0689

アップ表。
SN3V0690
 
アップ裏。
SN3V0691
表より見えにくいですが、裏にも1.6x2小、小、中の表示があります。

持ってみた感じ。
SN3V0694
サイズとしては使いやすそうです。

中の刻印。
SN3V0692

可動部の構造。
SN3V0695
歯車のようなものが入っていて、一度締め始めるとしっかり締まるまで開かないようになっています。
完全に締まると、バネの力で最大まで開きます。

最大限開いた状態。
SN3V0696

台紙表。
SN3V0698
ロブスターです。エビです。というかザリガニです。

 台紙裏。
SN3V0699
Amazonのレビューにもあったとおり「技能試験にはAK-17Aを・・・」と書いてありますが、それを承知でこちらを買いました。

可動部には月1〜2回注油しないといけないらしく、変なところを触ると手に油が付きます。



皆さんが悩むところは、大が圧着できるものとできないものどちらにしようかというところだと思います。
もし参考になったならば、よろしければこちらからご購入ください。

こちらがAK17MA2(大なし)です。


こちらがAK17A(大あり)です。


AK17MA2の全長が195mm。
それに比べてAK17Aの全長は277mmで、1.5倍ぐらいになります。



ストリッパVS-4A

次に、ストリッパVS-4Aです。

全体。
SN3V0700
 
表。
SN3V0701
 先端から2〜12cmまで1cm刻みの目盛りと、あとグリップの15cmと20cmのところに目印が付いています。
あと支点ネジ近くに1mm刻みで20mmまで測れるスケールが付いています。

裏。
SN3V0702
 裏はこんな感じでのっぺらぼうです。
15cmと20cmの目印だけ付いています。

持った感じ。
SN3V0703
 もっと大きいものだと思っていましたが、想像よりは小さかったです。

最大限広げるとこんな感じ。
SN3V0704
この状態では両グリップ内側についている銀色のバネは、お互いに離れているので効きません。
実際にここまで広げて使うことはないと思います。

刃はこんな感じになっています。
SN3V0709
下手に触ると怪我をすると思うので注意しましょう。

先端。
SN3V0714
溝が2つあって、φ3.5とφ4ののの字曲げができるようになっています。

あとMCCの印刷の上部の刃の長さは16mmあります。
VVF2.0x3Cのケーブル幅が13.8〜14mmぐらいらしいので、恐らくこの刃で切断できると思います。
VVF1.6x3Cのケーブル幅は12.6mmぐらいらしいので、こちらは余裕で切断できると思います。

切断もできてのの字曲げもできるとなれば、これがあればペンチを使う必要はなくなるのではないかと思います。
本当にこれだけでペンチの役割を果たせるかどうかは、今後候補問題を練習してみて確かめようと思います。

台紙表。
SN3V0710

台紙裏。
SN3V0713

全体的に見て、裏がのっぺらぼうというのがちょっと使いにくそうなところかなと思いました。

ただ対抗馬のP957についてはこれとちょっと違って、スケールが表ではなく裏に書いてあるようです。
そのスケールも、2〜10cmまで1cm刻みのものと、10〜20mmまで1mm刻みの2種類のようです。
まず裏返してケーブルの長さを測って、次に表を向けてどこで剥くか確認するというのがちょっとやりにくそうだと思われます。
なのでスケールについては、11cm、12cm、15cm、20cmも測ることができるVS-4Aの方に分があるかなと思います。

値段はほとんど変わらないので、あとは好みで選べばいいと思います。



というわけでこの記事が参考になったならば、よろしければこちらからご購入ください。

VS-4Aがこちらです。

全長は、ぼくの採寸で230mmでした。

P957はこちらです。

P957の方は全長217mmらしいので、ほとんど差はありませんが若干コンパクトになります。



ちなみにですが、圧着工具の方は4月6日現在Amazon.co.jp販売分は在庫切れになっているようです。
他のお店もAmazonに出品していますが、値段がちょっと高くなってしまいます。

技能試験の日時が近づくと入荷待ちで時間がかかるようになることが考えられるので、工具は余裕を持って今のうちに用意しておくのがいいと思います。





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工具を揃え始めました

まだ筆記試験の準備もろくにできていない状態ですが、技能試験に必要な工具を揃え始めました。

今日何となくAmazonで工具を見ていたら、買おうと思っていたリングスリーブ用圧着工具の在庫が少なくなっているようでした。
入荷予定ありとなってはいましたが、これから技能試験が近づくにつれて在庫切れが起きやすくなるのではないかと考えました。
まあAmazonも小売のプロなので、売れる時期には大量に入荷して在庫切れを起こさないようにすると思いますが。
そこで、いずれ買うつもりではいたので今買うことにしました。

今回買ったのは、リングスリーブ用圧着工具とVVFストリッパーです。



リングスリーブ用圧着工具

まず、リングスリーブ用圧着工具はこれを買いました。



この工具はリングスリーブ大を圧着することはできません。
ですが、以下の理由からこれを選びました。

1.過去(近年?)、技能試験でリングスリーブ大を使う問題は出ていない
ということです。
今年の候補問題を全問複線図に書き換えてくれているサイトがあったので確認しましたが、やっぱり大を使うものはなさそうでした。
1.6mmだったら6本まで、2.0mmだったら4本まで中でいけるので、それを考えても大の出番はなさそうです。

2.大が圧着できるものは、圧着するのに握力が必要らしい
これはAmazonのレビューからです。
大が圧着できるものは、片側を机に押し付けて体重をかけないと圧着できないという人もいました。
てこの原理で大きい方が楽に圧着できるような気がしますが、そこはよく分かりません。

3.技能試験では作業する机が狭いので、できるだけ小さい工具の方がいい
これもAmazonのレビューからです。
これはその通りだと思います。

4.試験合格後、実際に大を使うことがあまりない気がするため
これは、ぼくがこの資格取得を目指す理由に関係あります。

ぼくは、この資格を取って電気工事士として仕事をしていこうというのは考えていません。
じゃあなぜ資格を取るのかというと、自分の所有するアパートのリフォームが自分でできたらいいと考えているからです。
なので、考えられるのは器具の交換程度です。
古くなった電線直結の照明器具を引掛シーリングに交換するとか、汚くなったスイッチやコンセントをきれいなものに取り替えるとか、せいぜいそのぐらいだと思います。

なのでリングスリーブ大と言うか、電線を圧着するということすらしないような気がします。
今後万が一リングスリーブ大を圧着する必要に迫られたら、その時にまた圧着工具を買えばいいと思っています。



ちなみにですが、大を圧着できる方がなぜか少しだけ値段が安いようです。
できるだけ低コストでの合格を目指すならば、大まで圧着できるものを買う方がいいでしょう。



VVFストリッパー

次にVVFストリッパーはこれを選びました。



これについてはよく分かりませんでした。
人気がありそうだというのと、あとはレビューを見て何となく選んだだけです。

VVFストリッパーについては必須工具ではありませんが、技能試験は時間との戦いになるようなので、3,000円程度で時間短縮ができるのであればあった方がいいと思います。

余談ですが、VVFストリッパーでVVRのシースを剥くテクニックもあるようなので、それもそのうち練習してみようと思います。



これ2つで7,000円超えました。
高い・・・
まあ高額な工具はこれぐらいだと思うので、他はそんなにお金かからないだろうと思います。

これ以外の工具については、ホームセンターで実際に触って確かめようと思います。
特にドライバーについては、長さや握りやすさなど大いに影響あると思うので。





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livedoor プロフィール

くれもな

1976年1月4日生まれ(39歳)
神奈川県横浜市在住
独身、一人暮らし

うつ病のため、2012年8月に12年間勤めたシステム会社を退職しました。
現在は、会社に頼らず生きていく方法を模索中です。

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