LINEで集団的自衛権についての怪文書が回っているようです。
というか、ぼくのLINEのタイムラインにも出てました。

これを回した人というのが、まあぼくの甥(中1)だったわけですが。
恐らく内容をよく分からずに回しているんだと信じています。
もし内容を理解した上で回しているのであれば、ある意味将来有望ですね。
いや、冗談ですが。

怪文書の内容を知りたい方は「緊急事態発生強制拡散」で検索すれば出てきます。



まず始めに

ぼくは集団的自衛権の行使容認については賛成です。
なので、以降の説明で偏った見方になるかもしれませんので気に留めておいて下さい。

中立的な意見を書けるといいのですが、これに関して中立はありえないと思うので。
多少なりとも関心があるならば、賛成か反対のどちらかになると思います。
中立だったとすれば、それは無関心な人でしょう。



それでは、説明してみます

登場人物
・A君
・B君(A君とB君は友達)
・C君(喧嘩っ早い)

C君にいわれのない因縁をつけられたA君。
C君に喧嘩を吹っかけられそうになったA君は、友達のB君に相談します。
A君とB君の話し合いで、もしC君にやられそうになったら二人で協力してC君をやっつけようという話になりました。

さて、ここでA君はこんな事を言いました。
「あ、うちは親に喧嘩するなって言われるから、B君がC君にやられたとしてもぼくは手出ししないから」
「あと、ぼくを助けてるときにB君が殴られても、やっぱりぼくはB君を助けられないから」



という感じです。

これを読んで、A君の事をどう思いますか?
A君はB君からの信頼を得ることはできるでしょうか?

また、あなたがB君だったら、A君を助けてあげようという気になるでしょうか?

そして、C君にとっては?
B君をやっつけてもA君が手出ししてこないのであれば、B君を相手にすればいけるんじゃね?と思うのではないでしょうか。



集団的自衛権の容認に反対する人の考えはこういうこと?

集団的自衛権に反対する人の考えを想像してみると、次のような感じでしょうか。

1)A君とB君は友達なのだから、A君が何と言おうともB君はA君を助けなければならない。
2)ちゃんと話しあえば、C君も分かってくれる。

B君、C君の人の良さに賭けるということでしょうか。
B君は絶対に助けてくれる、C君は話し合えば絶対に分かってくれるという、根拠の無い自信があるのかもしれません。

たとえ話はやめにして、現実の話にしてみます。

A君を日本、
B君をアメリカ、
C君を中国と置き換えてみましょう。

さて中国が、話して分かるような相手でしょうか?

政府に対して違うんじゃないのと言う国民を大量に殺す、他所の国に侵攻しそこにいる人を大量に虐殺する、などということを中国共産党はやってきました。
こういう国が、話しあったぐらいで戦争をやめてくれるでしょうか?
自分の考えと違う人間を簡単に殺すような人たちが、話し合ったぐらいで戦争をやめてくれるとはぼくには思えません。

ここで、集団的自衛権の行使容認に反対する人の3番目の考えを思いつきました。

3)もし話し合ってもダメだったら、その時はC君に殺されても仕方がない。

これだったら、集団的自衛権に反対するのも納得できます。

反対する人が一人で勝手に死ぬのであればぼくは何も言いません。
しかし現実は、殺される対象は日本国民全員になります。

あと、4番目もあります。

4)反対する人は、実はC君の仲間。

A君が集団的自衛権を行使しなければ、C君はB君をやっつけるのが簡単になります。
でもこれって、A君の利益にはならないですよね。

というわけで、ぼくは集団的自衛権の行使容認に賛成です。



最後に

あまりうまく説明できなかったかもしれません。
それに、ぼくの思い込みもあるのかもしれません。

あと中高生へのメッセージです。

世の中にはいろいろな意見をもつ人たちがいます。
まずはそういう人たちの意見をたくさん聞いてみて、参考にするのもいいでしょう。

ぼくは集団的自衛権の行使容認に賛成ですが、だからと言ってこれを読んだ人はみんなぼくに意見を合わせろとは思いません。
ただ一人だけの意見に流されるのではなく、自分で考えられるようになって欲しいです。

くれぐれも、たった一人の意見を聞いただけで自分の考えを決めないようにして下さい。



もし、これは違うというようなことがあれば、どんどん指摘して下さい。
ぼくもまだ勉強不足なので、しっかりと話を聞いて間違いがあったならば考えを改めようと思います。





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