試験を受けている時、周りの人間が自分より早く問題用紙をめくる音を聞くと焦ることがあります。
これと同じことが技能試験でもあるようです。

何かというと、材料と工具をいじるガチャガチャという音です。
周りの人間が自分より早くガチャガチャやり始めると、自分が遅れているような気がして焦りになるようです。
特に技能試験は時間との勝負になるので、焦れば焦るほどドツボにはまります。

ということで、これに備えて脳内でシミュレーションしておこうと思います。
特に時間ぎりぎりになるであろう、複線図をしっかり書く人を中心に考えてみます。



ガチャガチャ始めるタイミング別で分けます。

以下に書くことは、本当かどうかは分かりません。
ぼくが勝手にそう思っているだけです。

1.試験開始直後にガチャガチャやり始める人
これは、施工条件も読まずに作り始めている人です。
「あーこの人落ちたわ」とでも思っておきましょう(笑)。

2.試験開始1分後あたりでガチャガチャ始める人
これは、複線図を書かずに施工をする人です。
ほとんどは単線図のみから施工できる人と、一部破れかぶれの人がいるかもしれません。
この人達はこの人達で置いておきましょう。

3.試験開始3〜5分後あたりでガチャガチャ始める人
ここが一般的に複線図を書いて施工する人です。
複線図を1〜2分で書けるという人でも、その前に施工条件を読むという工程が入るので、やっぱりこれぐらいの時間はかかると思います。
まずはこの範囲に入ることを目指しましょう。

4.それ以降
複線図に時間をかける人です。
ここまで来ると、ほとんどの周りの人は自分より先に施工を始めていると思います。
これで間に合うという実績があったとしても、鋼の心でも持っていない限りあまりおすすめしません。



例えば普段複線図に5分かけている人は、複線図に3分かけている人がガチャガチャ始めるのを聞くと焦るかもしれません。
もちろん普段の練習で複線図に5分かけても最後は間に合うという実績があるのならば、周りのペースを気にする必要は全くありません。
ただ、そうは言っても自分の精神状態をコントロールするというのは難しいかもしれません。
なのでそれよりは複線図をスピードアップして、むしろ周りに対して「どやぁ」という感じでガチャガチャやり始める方が落ち着いて施工できるのではないかと思います。

今4.にいる人は3.に入ることを目指して、3.にいる人はその中でも前の方に行くことを目指すのがいいでしょう。
3.にいる人が2.に行くためには、歩くのから走るのに動作を変えるようなものだと思うので、ここは無理をしないでいいと思います。



複線図の時間を短縮することは、全体の時間を短縮するだけではなくその後の工程を落ち着いて施工するためのものでもあると思います。
複線図なんて試験時間全体のせいぜい1/8ぐらいなので、他の工程を練習する方が全体の時間短縮ができるとは思います。
でもこういう理由から、まずは複線図を素早く書けるようにしっかりと練習することをおすすめします。

前にも書いたと思いますが、複線図そのものは試験の結果に何の影響も与えません。
なので、自分が分かるように書いておけばそれでいいです。
ぐちゃぐちゃに書いて自分でも分からないようなのは問題ですが。
自分だけが分かるような簡略化したものにするのもいいでしょう。

いろいろ工夫してみてください。
このブログの過去の記事でも複線図を素早く書くことについて考えているので、よかったら参考にしてみてください。





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