去年夏の技能試験終了後の第二種電工スレを見ました。
リングスリーブの刻印ミス、時間が余ったので綺麗にしようとして普段やらないことをやったら心線ごとリングスリーブを少し削ってしまった等、去年の先輩方もいろいろなミスをやっていました。
刻印ミスもリングスリーブ切断も、やってしまったとしても時間があればリカバー可能です。
この中で、エコケーブルのシースを1.6の所で挟んでしまい絶縁被覆に傷をつけてしまったというものがありました。
エコケーブルに限らず、どの問題も電源からの線は150mmの指定が多いと思います。
1.6のケーブルを2.0で挟んでしまったというのならば1.6で挟み直すだけですが、逆をやってしまうと一巻の終わりです。
失敗してしまったからといってその部分を切断してしまうと、150mmの指定に対して100mm短くなってしまうのでアウトです。
これについて、ちょっと対策を考えたので紹介してみます。
まず、2.0の電源線のシースを剥くのに間違えて1.6で挟んでしまったところからです。
こうなります。
150mmが配線図の指定、100mmがボックスの長さ分です。
これで100mmを切り落としてしまったら、この後の施工がかなり厳しくなります。
1.不正は許さないというやり方
正攻法で行くならば、まず間違えた100mmを切り落とします。
指定の150mmに対して50%が75mmなので、ちょっとマージンを取って80mmをシース部分にして、残り70mmのシースを剥きます。
そうすると、不格好になるとは思いますが何とか圧着なりコネクタ接続なりできそうです。
これで圧着もミスしてさらに切断するということになると、いよいよ厳しくなってきます。
ちなみに圧着した後は、電線の長さにテープを巻けるだけの余裕がないとこれまたアウトですのでご注意ください。
2.ニャル子「バレなきゃ犯罪じゃないんですよ」というやり方
この方法は、以下のようシースを完全に反対側までずらしてしまいます。
前にも紹介した「秘技シースずらし」です。
ただ中途半端に数センチずらして隠すよりもこうしてしまったほうが手っ取り早いし、こうすることで絶縁被覆に入った傷が見つかることもほぼありません。
だたし、傷をつけてシースをずらすという一連の動作を判定員さんに見られた場合は、中まで確認されるかもしれませんので、やるならば見られていない隙にやりましょう。
ずらした後は涼しい顔をして、右端は綺麗に切り揃えてから、左側の方をボックス側として施工すればオッケーです。
別にこれを推奨しているわけではありません。
対処法として覚えておけば、試験を落ち着いて受けられるとか、万が一の際にも頭が真っ白にならずに済むのではないかと思っただけです。
よかったら覚えておいてみてください。
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リングスリーブの刻印ミス、時間が余ったので綺麗にしようとして普段やらないことをやったら心線ごとリングスリーブを少し削ってしまった等、去年の先輩方もいろいろなミスをやっていました。
刻印ミスもリングスリーブ切断も、やってしまったとしても時間があればリカバー可能です。
この中で、エコケーブルのシースを1.6の所で挟んでしまい絶縁被覆に傷をつけてしまったというものがありました。
エコケーブルに限らず、どの問題も電源からの線は150mmの指定が多いと思います。
1.6のケーブルを2.0で挟んでしまったというのならば1.6で挟み直すだけですが、逆をやってしまうと一巻の終わりです。
失敗してしまったからといってその部分を切断してしまうと、150mmの指定に対して100mm短くなってしまうのでアウトです。
これについて、ちょっと対策を考えたので紹介してみます。
まず、2.0の電源線のシースを剥くのに間違えて1.6で挟んでしまったところからです。
こうなります。
150mmが配線図の指定、100mmがボックスの長さ分です。
これで100mmを切り落としてしまったら、この後の施工がかなり厳しくなります。
1.不正は許さないというやり方
正攻法で行くならば、まず間違えた100mmを切り落とします。
指定の150mmに対して50%が75mmなので、ちょっとマージンを取って80mmをシース部分にして、残り70mmのシースを剥きます。
そうすると、不格好になるとは思いますが何とか圧着なりコネクタ接続なりできそうです。
これで圧着もミスしてさらに切断するということになると、いよいよ厳しくなってきます。
ちなみに圧着した後は、電線の長さにテープを巻けるだけの余裕がないとこれまたアウトですのでご注意ください。
2.ニャル子「バレなきゃ犯罪じゃないんですよ」というやり方
この方法は、以下のようシースを完全に反対側までずらしてしまいます。
前にも紹介した「秘技シースずらし」です。
ただ中途半端に数センチずらして隠すよりもこうしてしまったほうが手っ取り早いし、こうすることで絶縁被覆に入った傷が見つかることもほぼありません。
だたし、傷をつけてシースをずらすという一連の動作を判定員さんに見られた場合は、中まで確認されるかもしれませんので、やるならば見られていない隙にやりましょう。
ずらした後は涼しい顔をして、右端は綺麗に切り揃えてから、左側の方をボックス側として施工すればオッケーです。
別にこれを推奨しているわけではありません。
対処法として覚えておけば、試験を落ち着いて受けられるとか、万が一の際にも頭が真っ白にならずに済むのではないかと思っただけです。
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