日曜日受験組の皆さん、お疲れ様でした。

出題されたのは、候補問題No.4でした。
2ちゃんねるでの多くの人の予想通りでした。
予想についてはあまり気にしてなかったけど、なかなか侮れません。



感想など

緊張はあまりしませんでした。
家を出る頃が一番緊張していたかもしれません。

自分の席に座ってから、首を回したり肩を上げて落としたりしてリラックスするように努めました。
少しは緊張していたのですが、手の震え等はなく集中力にうまく繋げられるようないい緊張でした。
作りながら「UMR! ハイ! UMR! ハイ! UMAじゃないよ う・ま・る」が頭の中を回るぐらいの余裕がありました。
まあいい感じでできたと思います。



そんな感じなので、時間もかなり余裕を持って作ることができました。
23分で完成して、1周目の見直しが27分で終わりました。
それ以降の時間で、複線図を書いて2周目の見直しをしました。

終了後に周りを見てみると、まず通路を挟んで隣の人がリングスリーブ圧着できずに心線剥き出しのままになっていました。
あと完成している人も、結構雑に作っている人が多かった印象です。
帰りがけに技能試験の解説本を見ながら「あっ」と言っている人もいました。

手前味噌ですが、自分の作品は上位5%に入るぐらいの綺麗さで完成できたのではないかと思います。
写真に撮ってブログに公開したかった(笑)。



作業は動画でいつもやっているように、小声でブツブツ言いながら確認して作っていきました。
これが迷惑になるとか試験官に注意されるとかいう事前の情報もあったのですが、パシフィコ横浜の会場は一部屋に千人以上入るぐらいの大きい所で、雑音もそれなりにあったので大丈夫でした。

会場はこんな感じです。
SN3V0014
この一部屋に神奈川県内の技能試験受験者の半分ぐらいがいると思うと、当然の大きさですね。
ちなみにぼくの席は、一番前の一番左の「あ」のブロックでした。

机の広さは、縦が45cmぐらいだったかな?、そして横が80cmぐらい使えました。
普段の練習が縦40cm横60cmでやっていたので、十分広く使えました。
でも椅子も机もリースみたいなので、もし来年この会場になったとしても同じ広さとは限りません。



試験開始まで

まずマークシートが配られます。
受験番号を書いてマークして、あと氏名と生年月日と試験地を書き込みました。

次に問題用紙と支給材料の入った箱が配られます。
材料からどの問題になるか見極める記事を書きましたが、全く意味がなかったです。
というのも、問題用紙が透け透けなので(笑)。
さすがに施工条件まで透けて読み取るのは難しかったですが配線図は分かるので、施工条件で確認すべきことをここでもう一度確認することができます。
今回ならば、端子台の各相の電線の色とか、電源表示灯をどの相に接続するかというところなどです。

さっき書いたマークシートは、すぐに回収されます。

そして11時23分から29分までの6分間、支給材料の中身確認です。
ケーブルを止めているゴムを切断するのにニッパーを用意していましたが、切ることなく簡単に外すことができました。

まずは器具の確認からやっていきました。
表紙の支給材料一覧を右手の人差し指で指しながら、左手で箱から器具を取り出してざっと眺めました。
この時に、差込形コネクタのストリップゲージの長さも確認しました。

次にケーブルの確認をしました。
この確認で器具のねじを緩めることはできませんが、曲がったケーブルをまっすぐに伸ばすことは許されています。
なのでこの段階でケーブルの長さを測りながら、1.6-2C以外のケーブル全てをできるだけまっすぐにしました。
ケーブル長は、一覧に書かれている長さよりもさらに1〜2cmぐらい長く支給されていました。

そして11時30分から試験開始になります。
支給材料の確認が終わった所で、タイマーを手に持って開始待ちです。
この会場では、2分遅れの11時32分から開始でした。



問題用紙

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問題用紙のサイズはA4でした。
筆記試験の時はもっと大きかったのですが。



器具について

端子台は、いつも練習で使っているやつよりもゴツいやつでした。
ねじにはバネが入っていて、心線を差し込む部分は深さも奥行きも結構ありました。
ねじが付いているのは最初から片側だけで、2ページ目の端子台の図で言うと左側はねじが取り外されていました。
あと各端子がどの極になるのかの紙が端子台の上に付いているのですが、端子台の奥の壁よりもそれが突き出していて、普段電線を端子台に当ててから絶縁被覆を剥く長さを調べているぼくにとってはちょっと使いにくかったです。

ランプレセプタクルは、恐らく明工社のやつです。
ねじがちょっと高いところにあるやつでした。
ぼくの使い慣れたやつです。

引掛シーリングは、多分Panasonic?
これは別にどのメーカーであっても使い勝手は同じだと思うので、あまり気になりませんでした。

埋め込みのスイッチ、コンセント、枠はPanasonicでした。
心線の剥き出し長さは10mmでした。
ぼくが普段練習で使っていた明工社のものは16mmだったはずなので、ここは大きく違います。

差込形コネクタはニチフのものでした。
心線の剥き出し長さは12mmです。
心線の長さは12〜3mmを目安にしました。

ケーブルはどこのメーカーか見ませんでしたが、すこぶる剥きやすかったです。
あと絶縁被覆もよく滑るので、3芯ケーブルを端子台に差し込む時に真ん中だけ凹ませるのがすごく簡単でした。



施工について

まずストリッパでケーブルを切断する時は、これをこの長さで切ったら残りはどれだけになるというのをスケールに当てて確認してから切りました。
今回支給されたケーブルでは2.0-3Cと1.6-2Cをそれぞれ2分割しただけなので、ちゃんと測っても時間のロスはほぼありませんでした。

シースを剥く時も、ケーブルをストリッパに通した後で、このケーブルは2.0か1.6かというのをケーブルの印字を確認してからぐっと握るという、普段やらない確認を入れました。

ケーブルの切断やシース剥きは、一度ミスったらリカバーしにくいところなので、ここは慎重に行きました。

あと配線図の長さ通りにケーブルを切ると、残りがどうしても長くなってしまいます。
普段の練習ならば長くてもそのまま切らずに使うところですが、保護板(厚紙)上に作品が入った方が見栄えがいいと思ったので、余分な長さのケーブルは切り落としました。



後は普通にやりました。

普段通りに施工条件を読んで必要なことは配線図に書き込んで、次に連用取付枠にスイッチとコンセントを取り付けて、あとは配線図の各パーツを作っていくという手順です。

順序としては200Vの方から作っていって差込形コネクタでの接続まで済ませてから、次に100Vのところに取り掛かりました。

普通だったので、これについてはあまり書くことがありません。



見直し1周目

端子台の心線がやや長めだったので、ねじを外して修正しました。
長めと言っても端子台の端よりも絶縁被覆が中に入っていたので問題はなかったと思いますが、見た目のよさが気になったのと、あと実際に施工する時は露出させる心線はできるだけ短い方がいいと思ったからです。
まず100V側の電線を外して心線を1mm程度切り落としてからもう一度挿し直しました。
次に200V側も同じことをやりました。
これで、心線の露出が2mm程度になりました。

コネクタで、ランプレセプタクルの白線の差し込みがやや甘かったので、しっかりと奥まで差し込み直しました。

修正したのはそんなところです。

あとは、普段動画でやっているのと同じような見直しをしました。



見直し2周目

ここに来て複線図を書きました。
複線図と突き合わせて接続をもう一度確認し、あとはその他に確認したことをそこに書き込んでいきました。

問題用紙の3ページ目に殴り書きで書いたので、確認したことを改めて書き出してみます。

端子台
・心線長OK
・色OK
・引っ張っても抜けない

ランプレセプタクル
・色OK(Wが白を確認)
・ねじ緩みなし
・シース長OK(台座より上にきていました)
・心線の巻き方向OK(時計回り(ねじを締める方向)に巻きました)

差込形コネクタ
・心線奥までOK
・被覆OK(心線がコネクタの外に出ていないということ)
・引っ張っても抜けない

引掛シーリング
・心線が外から見えない
・接地側が白
・引っ張っても抜けない
・シース長OK(引掛シーリングの底の面よりもシースが入っている)

リングスリーブ
・心線長OK
・被覆噛んでない(表と裏の両方から確認しました)
・引っ張っても抜けない
・刻印OK
・色OK
(2周目での未確認項目:テープ巻き(10cmシースを剥いて修正の切断は一度もやらなかったので、問題ないはずです)、リングスリーブ上側の心線切断(切断後、指で撫でて痛くない確認をしました))

スイッチ、コンセント
・接続OK
・外から心線見えない
・引っ張っても抜けない
・スイッチとコンセントが枠からグラグラしない
・スイッチ、コンセントの上下の向きOK

そして39分過ぎて見直し2周目の最後、作品から手を放す直前に、差込形コネクタが奥までしっかり差し込まれていることの確認をもう一度やって終わりました。

一つ気になるのが、コンセントのWの方に白線を差し込んだかどうかを書いていなかったところです。
「接続OK」というのは、複線図の通りに接続できているというところしか確認しなかった気がします。
ここの施工は、まず黒の渡り線から接続しました。
スイッチとコンセントを裏返して見ると、Wが向かって右側にあったと思うので、黒の渡り線を左側に差し込みました。
そうしてケーブルの黒線をスイッチの左上に差し込み、次に白線をコンセントの右上に、赤線をスイッチの右上にそれぞれ差し込みました。
間違っているはずがないとは思うのですが、2周目の確認から漏らしてしまったというのが少し気になります。



まとめ

昨日のNo.13は簡単そうでちょっと羨ましいと思っていました。
今日のNo.4はそれよりもっと簡単だったかもしれません。

全体的に、かなりうまくいったと思います。
これでもし落ちているようだったら、何が原因なのか全く分かりません。

あとは9月4日(金)の発表を待つだけです。
合格していたらそこから免状交付の申請をして、順調に行けば10月頃には交付されそうです。



おまけ

みなとみらいの風景です。
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ランドマークプラザで、ピカチュウとコラボして何かやっていました。
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パシフィコ横浜の入り口です。
SN3V0013

あとクイーンズスクエアで、小さい女の子と大きなお友達が喜びそうなキャラクターのイベントをやっていました。
写真を撮りたかったのですが、撮影禁止とあったので諦めました。
帰ってから調べてみると、アイカツ!のイベントだったようです。
アイカツ!は全然知りませんがそのイベントにはぼくの知っている声優さんが出ていたようなので、見てくればよかったです。





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