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クレジットカードを持つ際には気をつけなければならない事がいくつかあると思います。
しかし、それをやっていないという方が少なからずいるようです。
なので注意喚起という意味で、これについて書いてみようと思います。
というかネタがなかったので(笑)。

自分の体験ではなくて、全体的に人から聞いた話になります。

署名の重要性について

まずはこれです。

カード裏面の署名が空欄のままカードを使用していないでしょうか?
わざわざ自分の持ち物に名前を書くような事はしないでもいいのではないかと思われるかもしれません。
あるいはカードを使用する際に、お店の人もいちいち自分の署名とカードの署名を照合したりしないので、書いても意味がないんじゃないかと思われるかもしれません。

しかしカードの署名というのは、自分の持ち物に名前を書くというものとは次元が全く違います。
この署名が効力を発揮するのは、カードを落とした時に悪い人に拾われたり、あとはカードを盗まれたりした時です。

例えば限度額50万円とします。
自分のカードが悪い人の手に渡ってしまい、限度額いっぱいまで不正利用されてしまいました。
その時、以下のような違いが出てくる可能性があります。

署名あり・・・50万円はカード会社が負担
署名なし・・・50万円は自分が負担

署名をするというのは、掛け金無料の保険に入るようなものと考えてもらえればいいのではないかと思います。
しかもその手続きというのは、カードの裏に自分の名前を書くだけです。
書くためのペンを探す時間を含めても、1分もあれば終わると思います。

こんな簡単な手続きだけで自分の財産が守られると思えば、署名しない手はないでしょう。

余談ですが

署名がされたカードを不正利用された場合、その署名を確認しなかったお店の責任ということにできるのではないかと思います。
署名を確認するというのはカードの加盟店になる際のルールになっていると思うので、最終的な負担はお店がするのではないかと思います。
「いや、この署名は本人のものと似ていて目視では別人ものだと判断できない」と加盟店が主張した場合は、裁判所に判断を委ねるとかしているんだと思います。
こちらとしては、自分の財産が守られさえすれば、後は誰が負担することになろうが関係ないところではありますが。

明細を毎月確認する重要性について

カードは実店舗で使うだけではありません。
最近だとネットで買物をする際に、番号やら何やら入力して使う事もよくあると思います。
この情報が知らないうちに漏れて、誰かに不正利用されるということも考えられます。

その際に有効な手段は、明細を毎月確認することです。
カード情報を盗まれた事に気づかなかったら、使われたことにもすぐには気づかないかもしれません。
その場合、すでに使われた後なんだから諦めるしかないのかと言うと、そうではありません。

毎月、紙なりネット上なりで、請求額の内訳を確認することができます。
これが確認できないクレジットカードというのは皆無だと思います。
これをしっかり確認して、もし身に覚えのない請求があったらすぐにカード会社に連絡します。
これで不正利用分については、カード会社に負担してもらうことができます。
これが数ヶ月経ってから不正利用に気づいてカード会社に連絡したとしても、補償してくれる可能性は低くなります。
ということで、以下のような違いになります。

その月のうちに不正利用を申告・・・不正利用分についてはカード会社が負担
時間が経ってから不正利用を申告・・・不正利用分についても自分が負担

明細を確認することも、カードの利用から引き落しまでタイムラグがあるので、それを把握するためという単純な理由ではありません。
これも自分の財産を守るための大切な行為です。

署名と明細の確認は必ずするようにしましょう

こんな感じで、カード会社も利用者の財産を補償するための手段をいろいろと用意してくれています。
利用者としては、不正利用されないようにできるだけの事はするべきだと思います。





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