以下の記事はこちらでも公開しています。

お金のかかる資格だとは言われていますが、ぼくの場合はいくらかかったのか改めて纏めてみようと思います。

手続き関係

1.受験料・・・9,587円
2.免状交付申請のための収入証紙・・・5,200円
3.免状交付申請のための住民票の写し発行手数料・・・300円
4.免状交付申請書の郵送費用・・・402円(予定)
5.試験会場までの交通費(筆記、技能両方で)・・・約1,000円

どれも削ることができない費用です。
しいて削るとするならば、試験会場までの交通費を自宅から徒歩やチャリで行くなどしてかなり強引な削り方をすれば、削れないこともないです。

受験料はインターネットで申し込めば9,300円ですが、その際にカード決済すると手数料287円かかりました。

手続き関係の合計・・・16,489円

書籍

1.2015年版第二種電気工事士筆記試験標準解答集・・・1,296円
2.2015年版第二種電気工事士技能候補問題の解説・・・1,296円

書籍は、インターネットに頼ればなくてもいけるのかもしれません。

筆記試験の過去問ならば、かなり昔の分までインターネットで公開されています。
なので、これは本当になくてもいけたと思います。

技能試験については、YouTubeを探せば解説してくれているものがいくつも見つかります。
ですが、自分で練習する際には施工条件や寸法等を自分で決めて練習しなければならないので、その手間は増えると思います。
技能試験については、本が1冊あってよかったと思います。

あとは1,000円ちょっとの出費で得られる効果を考えて、購入するかしないか決めるといいでしょう。

書籍の合計・・・2,592円

工具

1.VA線ストリッパVS-4A・・・3,319円
2.リングスリーブ用ミニ圧着工具AK17MA2・・・3,855円
3.プラスドライバ、マイナスドライバ・・・824円

VS-4Aについては、時期によって価格の変動が大きいようです。
今Amazonで見たら、2,836円になっていました。
これは指定工具ではありませんが買っておくとかなり時間短縮できるので、1年を棒に振る可能性が高くなることを考えると買っておいた方がいいと思います。

圧着工具は必須です。
これから第二種電気工事士試験を受けようと言う人はほぼ持っていないだろうから、準備する必要があるでしょう。

プラスドライバ、マイナスドライバは、近所のホームセンターでなるべく柄の短いものを選んで購入しました。

その他、指定工具となっているウォーターポンププライヤは家にあったコンビネーションプライヤで代用して、電工ナイフはVVRのシースを剥く時ぐらいしか使いませんがVS-4Aでできるので買いませんでした。
メジャーは、100円ショップで買ってきた金属の巻き尺を40cmの所でハサミで切って使いましたが、なかなか使いやすかったです。
ペンチは、電線の切断や曲げなど全てVS-4Aでできるので、これも買いませんでした。

こんな感じで、工具についても自分なりに費用削減の工夫をしました。

工具の合計・・・7,998円

練習用の電線、器具

1.電線、器具セット(候補問題13問1回分)・・・13,500円
2.VVF1.6-2C(4m)・・・508円
3.リングスリーブ、ケーブル等・・・1,326円
4.連用取付枠、ケーブル1回分弱・・・3,255円

ここが一番の削りどころだと思います。
ぼくは律儀に2回分のケーブルを揃えて練習しましたが、1回分より少し長めに買って、1回目は寸法を長めに作って2回目は再利用して寸法を短めに作るというので材料費を節約した人もいたようです。
一度練習に使って切断したケーブルを、テープでくっつけて再利用したという人もいました。

器具セットについても、例えばスイッチ類は単極だろうが3路4路だろうが施工としては変わらないので代用してしまうとか、端子台も6極が1個あれば3極や5極の問題もできるとか、これも削れるところだと思います。

3と4については、内訳を書いておきます。

3が以下の通りです。
・リングスリーブ中(20個)・・・179円
・リングスリーブ小(100個)・・・332円
・VVR1.6-2C(1m)・・・153円
・EM-EEF2.0-2C(1m)・・・220円
・VVF1.6-3C(2m)・・・344円
・消費税・・・98円

4が以下の通りです。
・連用取付枠(2個)・・・78円
・VVF1.6-3C(5m)・・・848円
・VVF1.6-2C(15m)・・・1,505円
・バインド線(1m)・・・29円
・VVF2.0-3C(1m)・・・248円
・VVF2.0-2C(2m)・・・306円
・消費税・・・241円

小型や中型のホームセンターだと、ここまでの種類のケーブルはなかなか揃えていません。
ぼくは、VVFケーブルだけだったら近所のロイヤルホームセンター港南台店で、いろいろな種類のケーブルを買う時はちょっと遠くなるけどスーパービバホーム長津田店まで行って買いました。
他にも探せば、電材に力を入れているホームセンターがいくつかあるようでした。

練習用の電線、器具の合計・・・18,589円

というわけで総額は

45,668円

となりました。

恐らく、これでも安い方だと思います。
削る人はもっと削っていると思いますが。

練習用の電線、器具がやっぱり一番の削りどころだと思います。
部分練習だけしかやっていないという人も2ちゃんねるにはいました。
その人がその後どうなったかは知りませんが、施工の流れに慣れるためにも候補問題を通しで作ってみるというのはやっておいた方がいいと思います。
ぼくも手先の器用さにはある程度自信がありましたが、初めて候補問題を作った時は40分ギリギリだったと思います。

候補問題を3周4周と練習する人はこれよりももっとお金がかかるだろうし、講習会などに行くならばさらにプラス数万円かかると思います。


極限まで削ろうと思ったら、手続き関係と最低限の工具だけで2万円かからないぐらいで免状取得まで行けると思います。
ただ、一般的に費用を削ると合格できない確率は上がると思うので、費用対効果を考えて費用をかけるところを考えるといいでしょう。
ぼくの場合は、書籍や工具についてはほぼ無駄はなかったと思いますが、電線についてはもうちょっと削る方法もあったかなと思っています。

これから受験しようと考えている方は、ぼくが使用した中古品を安くお譲りしようと思いますので、費用削減に利用してもらえたら幸いです。
ぼくの費用負担も減るし買ってくれた方の費用負担も減って、win-winだと思います。
詳細はこちらを御覧ください。





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