つれづれにっき : 曲紹介

2014年09月28日21:00

カテゴリ: 曲紹介

ショスタコーヴィチ交響曲第10番第2楽章

今日は、たまの曲紹介をやってみます。

ショスタコーヴィチの交響曲第10番第2楽章です。
中二心をくすぐる熱い曲となっています。
4分程の曲なので、よかったら聴いてみてください。

せっかくなので、これが作曲された頃の時代背景等について調べてみました。
ぼくもよく知らないのでWikipediaやら何やらを見ながらですが、簡単に纏めてみます。

ショスタコーヴィチは交響曲第9番までは、ほぼ2年に1曲のペースで交響曲を発表していました。
ですが、交響曲第9番（1945年）から交響曲第10番（1953年）までは8年間も空いています。

当時はスターリンの独裁の時代で、ソビエト連邦共産党は芸術に対しても厳しく監視していたようです。
特にスターリンは、交響曲第9番を聴いて激怒したとのことです。

そして1953年の春にスターリンが死去します。
それがきっかけになったのかどうかは分かりませんが、この交響曲はその年の夏から秋にかけて一気に書き上げられたものだとショスタコーヴィチ自身が言っていたとのことです。
これについては、もうすでに完成していたけど発表できなかったという説もあるようです。

確かにそういう背景を踏まえた上で聴いてみると、この2楽章はとても激しく、続く3楽章はとても重々しいですが、4楽章では苦しみから開放されたような雰囲気になっています。
あとは、第九の呪いに打ち勝ったというのを表現したというのもあるのかないのか・・・まあ多分ないでしょうけど（笑）

全曲はそこそこ長いのでここでは紹介しませんが、YouTubeなどを探したらいくらでも出てくるので、興味があったら聴いてみてください。

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2014年08月10日21:00

カテゴリ: 曲紹介

メンデルスゾーン弦楽四重奏曲第６番

久しぶりの曲紹介です。

この曲を初めて知ったのはOTTAVAでした。
プレゼンターなしの垂れ流し放送時間帯でかかった曲でした。

最初に知った時は半分うたた寝状態で聴いたので、この曲は何だと思っているうちに次の曲になってしまいました。

OTTAVAのいいところは、過去にかかった曲の曲名リストが見られるところです。
（今のOTTAVAでは見ることができないようです）
というわけで早速リストを見ましたが、なぜかその時間帯はリストが作られていませんでした。
そういえば、今現在かかっている曲名が表示されるはずだったのですが、それも更新されていませんでした。

さらにOTTAVAのいいところは、この垂れ流し放送は繰り返し放送されることです。
ということで、次にかかる機会を待つことにしました。

何日か何週間か忘れましたが、またかかって曲名を知ることができました。
確か、最初の１回か２回ぐらいはこの曲がかかったのですが、曲名を突き止められませんでした。

さて、曲名が分かったらあとはYouTubeで検索するだけです。
今はとても便利な時代で、よっぽどマイナーな曲でなければ検索するだけで聴くことができてしまいます。

もしインターネットのない時代にラジオ等で聴いたら、１回聴いただけで二度と聞くことができず、曲名を調べるすべもないまま終わっていたと思います。

という経緯で知った曲です。
ぼくはこの曲のCDは持っていませんが、聞きたい時にYouTubeで検索すればいろんな演奏を聴くことができます。
なのでCDを買う必要もないかと思っています。

この演奏家のこの曲が聴きたいというのが明確になっている場合は、CDを買うのもいいかと思います。

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