複線図は一旦終わりにすると言いましたが、過去問を解いていると問題が出てくるのでそれは解いていました。
そこで気になったことがあったので、纏めてみます。
まずは手順のおさらいです。
この手順3のやり方によって違う図が出来上がることに気づきました。
例題です。
下記は平成26年度下期の問題から、ちょっと変えたものです。
A.手順3で電源の非接地側を右下の三路スイッチと繋いだ場合
こうなります。
B.手順3で電源の非接地側を左上の三路スイッチと繋いだ場合
こうなります。
どちらの図に従って作っても、三路スイッチで3つの蛍光灯を纏めてオン・オフするという動きは変わらないと思います。
ですが、電線の本数やスリーブの個数に違いが出ています。
具体的な違いは以下のようになります。
A・・・ジョイントボックス間の電線本数が4本、左ジョイントボックスのスリーブ数が4(2本が3個、3本が1個)
B・・・ジョイントボックス間の電線本数が5本、左ジョイントボックスのスリーブ数が5(2本が5個)
こういう問題では最少電線本数を聞かれることが多いようです。
なのでこの場合、電線本数の少ないAが正解になります。
試験は置いておいて、実際に施工する時でも材料が少なくて済むAが正解ということでしょう。
電源の非接地側と三路スイッチの0番を結ぶ時は、どちらでもいいというわけではなさそうです。
ですが、今のところどちらに結べば正解かというのは判別できません。
今後、判別方法が分かったらまた纏めます。
余談ですが、上の複線図で器具を並び替えて書いたら以下のようになります。
こう書けば、2つの三路スイッチで3つの蛍光灯を同時にオンオフできるというのが見えてくると思います。
これぐらいの簡単なものなら何となく分かるようになってきました。
そこで気になったことがあったので、纏めてみます。
まずは手順のおさらいです。
1.単線図に書かれている電源、器具などを同じ配置で書く。2.電源の接地側をスイッチ以外の器具に繋げる。3.電源の非接地側をスイッチとコンセントに繋げる。三路スイッチの場合は、どちらか片方の0に。4.三路スイッチがある場合は、三路スイッチ同士を繋げる。5.スイッチからそのスイッチに対応する器具に繋げる。6.電線を接続するところを囲む。ジョイントボックスなら◯、アウトレットボックスなら□。7.6で囲んだ内側で、スリーブで接続するところは●、コネクタで接続するところは■を書く。ボックスに入った電線が接続なしで出て行くことはないように、素通りするところも必ず接続する。8.電源の接地側に繋がっている電線に「シ」(白色の意味)と書く。9.電源の非接地側に繋がっている電線に「ク」(黒色の意味)と書く。10.電線の色が書かれていないところに、残りの色を書く。
この手順3のやり方によって違う図が出来上がることに気づきました。
例題です。
下記は平成26年度下期の問題から、ちょっと変えたものです。
A.手順3で電源の非接地側を右下の三路スイッチと繋いだ場合
こうなります。
B.手順3で電源の非接地側を左上の三路スイッチと繋いだ場合
こうなります。
どちらの図に従って作っても、三路スイッチで3つの蛍光灯を纏めてオン・オフするという動きは変わらないと思います。
ですが、電線の本数やスリーブの個数に違いが出ています。
具体的な違いは以下のようになります。
A・・・ジョイントボックス間の電線本数が4本、左ジョイントボックスのスリーブ数が4(2本が3個、3本が1個)
B・・・ジョイントボックス間の電線本数が5本、左ジョイントボックスのスリーブ数が5(2本が5個)
こういう問題では最少電線本数を聞かれることが多いようです。
なのでこの場合、電線本数の少ないAが正解になります。
試験は置いておいて、実際に施工する時でも材料が少なくて済むAが正解ということでしょう。
電源の非接地側と三路スイッチの0番を結ぶ時は、どちらでもいいというわけではなさそうです。
ですが、今のところどちらに結べば正解かというのは判別できません。
今後、判別方法が分かったらまた纏めます。
余談ですが、上の複線図で器具を並び替えて書いたら以下のようになります。
こう書けば、2つの三路スイッチで3つの蛍光灯を同時にオンオフできるというのが見えてくると思います。
これぐらいの簡単なものなら何となく分かるようになってきました。
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