いろいろやってみて、この方法に到達しました。
知っている人にとっては当たり前の話かもしれません。
リングスリーブ圧着は、心線、リングスリーブ、圧着工具の位置をそれぞれ合わせる必要があります。
絶縁被覆から数ミリ上にリングスリーブを合わせて、リングスリーブの真ん中に刻印が入れば、見た目も綺麗です。
ところが一生懸命に位置を合わせてから、さて圧着工具を握ろうとした時に位置がずれるということがよくあります。
ということで、今自分がやっている手順のようなものを紹介しようと思います。
絶縁被覆を剥いた後から説明します。
1.心線にリングスリーブを通す
まず当然ですが、この手順です。
ここも一応コツのようなものがあるので書きます。
本数が多くなるとリングスリーブを通しにくくなります。
まず心線が3本の場合、このように三角形になるように心線を束ねます。
この写真では分かりやすいように絶縁被覆は剥いていません。
4本の場合は、田んぼの田の字のように心線を束ねます。
そしてリングスリーブに心線を差し込みます。
4本の場合、リングスリーブが奥まで通らないことがよくあります。
こういう場合、力技でリングスリーブを押しこむのではなく、リングスリーブが到達して欲しいあたりをストリッパの先などでかしめます。
そうすると、こんな感じになります。
心線が、田んぼの田の字の中心に向かって曲げられる形になります。
若干傷が入りますが、リングスリーブで隠してしまうので大丈夫です。
あと、この程度の傷では欠陥にもならないと思います。
そしてリングスリーブを通すと、さっきより楽に入っていきます。
ちなみにですが、1.6を4本に小スリーブを通す問題は出ないであろうというのが2ちゃんねるの見解になっているようです。
4本に限らずリングスリーブが通りにくい場合は使える技なので、覚えておいて損はないと思います。
2.圧着する1(ラチェットのカチカチ音が2〜3回まで)
まず始めは、リングスリーブの中心に圧着工具の刻印を合わせる事に気を付けます。
片手で圧着工具を持ちます。
全開にすると大きく開くので、先の方を持ちます。
そしてもう片方の手でリングスリーブを押さえます。
ここで、2〜3回カチカチとなるまで圧着工具を握り込みます。
カチカチの回数についてです。
この確認のためだけにリングスリーブを潰すのはもったいなかったので、空の状態で圧着工具を締めてから横からリングスリーブを通して確認しました。
それによると、ぼくの持っている工具の場合は1回カチッとなった時点で小と中はリングスリーブが外から入らなくなりました。
丸については2回で入らなくなりました。
実際はこの回数だとまだリングスリーブが動くかもしれないので、もう1回ぐらいカチッとなるまで締めるといいと思います。
ご自分の工具でも確認してみてください。
両手じゃないと圧着できないという方もいると思いますが、最初はリングスリーブがかしめられるだけなのでそんなに大きな力は必要ありません。
3.圧着する2(圧着工具の握りが硬くなるまで)
圧着工具とリングスリーブはもう固定されているので、次はそれが心線のちょうどいい位置に来ることに気をつけます。
さっきよりも圧着工具が閉まっているので、少し下の方を握ります。
そして、リングスリーブの位置がずれないように気をつけます。
てこの原理で、支点からなるべく遠いところを握ると軽い力で締めることができます。
電線から手を話すと絶縁被覆の切れ目がずれてしまうかもしれないので、できるだけ片手は電線を持ったまま圧着します。
3本ぐらいになってくるとある程度適当でも位置がずれることがないと思いますが、1.6が2本とかだとするする動いて被覆を噛んでしまうということもあるので特に気をつけます。
そして握りが硬くなると、リングスリーブと心線が固定されます。
心線の本数が多い場合、圧着工具とリングスリーブが固定されるのとほぼ同時に心線も固定されるかもしれません。
その場合は、手順2で心線の位置も一緒に合わせるようにします。
4.圧着する3(最後まで)
ここまで来ると、もう電線の方から手を離しても大丈夫です。
片手で行ける場合はそのまま片手で、両手を使わないと締められない場合は両手で圧着工具を握ります。
なるべくグリップの端を握るようにすると楽です。
てこの原理で(以下略)です。
こんな感じで出来上がりました。
いろいろやってみて、自分のやりやすい方法を見つけるのが一番いいと思います。
その際、この記事も参考になれば幸いです。
知っている人にとっては当たり前の話かもしれません。
リングスリーブ圧着は、心線、リングスリーブ、圧着工具の位置をそれぞれ合わせる必要があります。
絶縁被覆から数ミリ上にリングスリーブを合わせて、リングスリーブの真ん中に刻印が入れば、見た目も綺麗です。
ところが一生懸命に位置を合わせてから、さて圧着工具を握ろうとした時に位置がずれるということがよくあります。
ということで、今自分がやっている手順のようなものを紹介しようと思います。
絶縁被覆を剥いた後から説明します。
1.心線にリングスリーブを通す
まず当然ですが、この手順です。
ここも一応コツのようなものがあるので書きます。
本数が多くなるとリングスリーブを通しにくくなります。
まず心線が3本の場合、このように三角形になるように心線を束ねます。
この写真では分かりやすいように絶縁被覆は剥いていません。
4本の場合は、田んぼの田の字のように心線を束ねます。
そしてリングスリーブに心線を差し込みます。
4本の場合、リングスリーブが奥まで通らないことがよくあります。
こういう場合、力技でリングスリーブを押しこむのではなく、リングスリーブが到達して欲しいあたりをストリッパの先などでかしめます。
そうすると、こんな感じになります。
心線が、田んぼの田の字の中心に向かって曲げられる形になります。
若干傷が入りますが、リングスリーブで隠してしまうので大丈夫です。
あと、この程度の傷では欠陥にもならないと思います。
そしてリングスリーブを通すと、さっきより楽に入っていきます。
ちなみにですが、1.6を4本に小スリーブを通す問題は出ないであろうというのが2ちゃんねるの見解になっているようです。
4本に限らずリングスリーブが通りにくい場合は使える技なので、覚えておいて損はないと思います。
2.圧着する1(ラチェットのカチカチ音が2〜3回まで)
まず始めは、リングスリーブの中心に圧着工具の刻印を合わせる事に気を付けます。
片手で圧着工具を持ちます。
全開にすると大きく開くので、先の方を持ちます。
そしてもう片方の手でリングスリーブを押さえます。
ここで、2〜3回カチカチとなるまで圧着工具を握り込みます。
カチカチの回数についてです。
この確認のためだけにリングスリーブを潰すのはもったいなかったので、空の状態で圧着工具を締めてから横からリングスリーブを通して確認しました。
それによると、ぼくの持っている工具の場合は1回カチッとなった時点で小と中はリングスリーブが外から入らなくなりました。
丸については2回で入らなくなりました。
実際はこの回数だとまだリングスリーブが動くかもしれないので、もう1回ぐらいカチッとなるまで締めるといいと思います。
ご自分の工具でも確認してみてください。
両手じゃないと圧着できないという方もいると思いますが、最初はリングスリーブがかしめられるだけなのでそんなに大きな力は必要ありません。
3.圧着する2(圧着工具の握りが硬くなるまで)
圧着工具とリングスリーブはもう固定されているので、次はそれが心線のちょうどいい位置に来ることに気をつけます。
さっきよりも圧着工具が閉まっているので、少し下の方を握ります。
そして、リングスリーブの位置がずれないように気をつけます。
てこの原理で、支点からなるべく遠いところを握ると軽い力で締めることができます。
電線から手を話すと絶縁被覆の切れ目がずれてしまうかもしれないので、できるだけ片手は電線を持ったまま圧着します。
3本ぐらいになってくるとある程度適当でも位置がずれることがないと思いますが、1.6が2本とかだとするする動いて被覆を噛んでしまうということもあるので特に気をつけます。
そして握りが硬くなると、リングスリーブと心線が固定されます。
心線の本数が多い場合、圧着工具とリングスリーブが固定されるのとほぼ同時に心線も固定されるかもしれません。
その場合は、手順2で心線の位置も一緒に合わせるようにします。
4.圧着する3(最後まで)
ここまで来ると、もう電線の方から手を離しても大丈夫です。
片手で行ける場合はそのまま片手で、両手を使わないと締められない場合は両手で圧着工具を握ります。
なるべくグリップの端を握るようにすると楽です。
てこの原理で(以下略)です。
こんな感じで出来上がりました。
いろいろやってみて、自分のやりやすい方法を見つけるのが一番いいと思います。
その際、この記事も参考になれば幸いです。
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